運河とガラス細工:小樽

小樽は広い北海道の中で札幌からのアクセスもよく、ツァーを組むにも札幌とセットしやすいせいか国内外からの観光客であふれています。
寿司、ガラス細工、お菓子の店舗が、比較的狭い範囲内に並んでいます。
観光定番の小樽運河を見ながらの散歩もいいでしょう。

散策は運河を起点にする

小樽の観光地と言えば、小樽運河です。
運河をバックに多くの観光客が写真を撮っています。記念写真を撮ってくれる人もいます。
ライトアップされるので、夜もオススメです。
運河周辺内に主な観光スポットはありますので、運河を起点に歩いて回ることができます。

小樽境町通りを歩く

小樽に来たら、レンタカーを駐車場に止めて、境通りを歩きましょう。
ここは1kmにも満たない一本通行の狭い道ですが、多くの店舗が立ち並び観光客で溢れかえっています。
小樽大正硝子館から始まるこの通りには、北一硝子、ヴェネチア美術館、小樽オルゴール館などの見学工房やショップがあります。
また、小樽発祥のかま栄の本社工場やルタオ、その他にも六花亭、北菓楼など北海道を代表する菓子店もあり、境通りの終点であるメルヘン交差点には、小樽オルゴール堂があります。

レンタカーで祝津に行こう

小樽のグルメと言えば有名なのは寿司ですが、少し郊外に行きましょう。
小樽から車で10分ほどの祝津という場所に「民宿青塚食堂」があります。
店の前では大きなニシンが焼かれていて、店内では豊富な海産物の定食などが食べられます。
隣にある、鰊御殿やすぐ裏にある小樽水族館にも足を伸ばしましょう。

小樽は札幌からのアクセスが良い

小樽は札幌から車で約30分とアクセスが良い観光地です。
独特の歴史の雰囲気を楽しめますし、グルメも味わえます。
北海道でも人気がある観光地であることがきっと納得できることでしょう。

豪雪の大都市:札幌

札幌は人口190万人の日本第5の政令都市です。
短い夏の間は、お祭りやイベントがいたるところで開催され、国内外から多くの観光客が訪れます。
冬の雪の多さは生活にも影響が出ることもあるほどで、札幌ほどの積雪量の大都市は世界でも例を見ません。しかし、それがまた札幌の魅力でもあり、ウィンタースポーツの愛好家達が集まってきます。

札幌は人気の街

札幌は、2015年度の全国の市区町村の魅力度ランキングでは2位にランクされています。
北海道全体がそうですが、季節ごとの気候の変化が大きく四季の訪れを強く感じることができます。
首都圏から遠く離れた地方でありながら、それなりの大都市なので、不便を感じることもありません。
マーケティングの世界では、札幌で売れたものは東京でも売れるというように、テストマーケティングで新製品が販売されることもあります。

札幌の観光スポットはどこか

札幌に来たら観光はどこに行けば良いのでしょうか。
時計台、旧道庁の赤レンガ、羊が丘展望台、大倉山ジャンプ競技場、さっぽろテレビ塔、などが定番ですが、最近は札幌ドームに行く人も多いようです。
札幌駅からすぐにある、北海道大学の構内を散歩するのもオススメです。
夏には、さっぽろ夏祭りの一環として、大通公園でビアガーデンが開催されます。およそ1kmにわたる会場で約13、000席が用意される大規模で開放的なイベントです。ビールが飲める人も飲めない人も楽しめます。

札幌のグルメは何か

札幌に来て何を食べるかは一番悩むところです。
ラーメン、ジンギスカン、カニ料理、スープカレー、寿司、他にも数え上げるとキリがありません。
市場は、二条市場と中央卸売市場があります。
寿司に関していうならば、回転寿司もそれなりに美味しい店があります。
札幌駅と大通り駅を中心とする観光スポットは、徒歩でも行けます。地下鉄の札幌駅からすすきの駅まで地下道が通っていますので、冬でも大丈夫です。
それ以外は、レンタカーを利用しての移動は中心となるでしょう。

氷点下の街:旭川

旭川は、明治35年にマイナス41度という日本最低気温を記録している、極寒の街です。
札幌に続く北海道第2の都市で、地方でありながら都会的な洗練され雰囲気を持っています。
旭川ラーメンに旭山動物園、見所はたくさんあります。
・冬の旭川へようこそ
旭川は盆地にあり、夏は暑く冬は寒い気候です。
北海道の魅力は、平原の中を延々と続く道路をドライブするということですが、冬の北海道も味わってはいかがでしょうか。
冬には、雪祭りや氷祭りなどが北海道各地で催されます。
旭川では、2月の上旬に「旭川冬まつり」が開催されます。
時期が札幌の雪祭りと重なりますが、素晴らしい氷の彫刻が並び、「世界彫刻大会」も同時開催されます。
・旭川ラーメン村に行こう
北海道のグルメと言えばラーメンですが、旭川のご当地ラーメンは醤油味です。
醤油の味にもいくつかありますが、魚介系の味が特徴です。
旭川ラーメン村に行けばお気に入りのラーメンが食べられること間違いないでしょう。
市内からは郊外になりますので、レンタカーの出番です。
・野球好きな人はスタルヒン球場へ
北海道のプロ野球チームと言えば、北海道日本ハムファイターズです。
北海道に移転してから10年経ちましたが、その間リーグ優勝5回、日本一も2回の実績があるチームです。
本拠地は札幌ですが、旭川ではスタルヒン球場で開催されます。
スタルヒンは、ロシアから亡命して旭川に移住し、後に巨人で活躍したピッチャーです。
開催試合は少ないですが、球場だけでも見学してはいかがでしょうか。
・旭山動物園は今でも大人気
旭川といえば、有名なのは、旭山動物園です。
自然の中で生き生きと暮らす動物を見るための「行動展示」が秀逸です。
旭川観光では欠かせないスポットですが、街の中心部からは離れているので、レンタカーを利用して体験しましょう。

歴史と夜景:函館

北海道新幹線が今年の3月に開通したこともあり、名実ともに北海道の玄関口となった函館。
北海道の中では明治以前からの歴史ある古い街です。古の町並みを味わいながら散歩と洒落込みましょう。

函館の朝市

函館に来たら、まずは函館駅前にある朝市です。ここは戦後の闇市から始まった、日本で最も古い部類の市場です。何度かの移転を繰り返しながら、現在に場所に落ち着いたのは昭和31年のことです。
函館近海で取れる魚介類や野菜、青果、乾物、惣菜まで、函館の新鮮な食材が並びます。
広さ3ヘクタールの場所に、およそ400余軒もの店舗がひしめきあっています。
駐車場は約350台分あるので、レンタカーで来ても心配ありません。

「ラッキーピエロ」に「長谷川ストア」

函館に来たら、地元の有名店に行きましょう。
「ラッキーピエロ」は、地元のみならず北海道全域でも有名なハンバーガーショップです。
注文を取ってから調理しているのが店の売りとなっているため、もはやファーストフードの領域を超えたと言われています。
「長谷川ストア」は、函館地区に展開しているコンビニストアです。
名物の「やきとり弁当」が有名ですが、なぜか鶏肉は使用していません。
いずれも函館地区以外では、店舗はありません。

観光地らしさもたっぷり楽しめる

函館は、異国情緒を感じさせる街です。
函館山の麓の西部地区には、歴史を感じさせる洋館や教会などがあります。
赤レンガ倉庫群を散策すれば、素敵なお土産を探すことができるでしょう。
五稜郭では戊辰戦争の息吹が感じられます。
春ならば、桜並木に囲まれた五稜郭公園を散歩してみましょう。
五稜郭タワーからは函館市内が一望できます。

最後に函館山の夜景を

函館で欠かせないのは、函館山の夜景です。
さすがに世界三大夜景のひとつに数えられるのも納得できるほどの眺望です。
冬のほうが綺麗な夜景が見えますので、オススメです。
函館の観光スポットは、徒歩や市電でも回れるほどの範囲です。
北海道の観光にはレンタカーは必須ですが、この街では不要かもしれません。

丘とラベンダー:富良野

北海道のイメージと言えば多くの方が思い浮かべるのが富良野です。
「北の国から」で一躍有名になり、ドラマの影響を受けた観光客が数多く押し寄せる街です。
自然やグルメの宝庫をレンタカーで満遍なく辿りましょう。

富良野の夏は観光渋滞

「北の国から」を観た人は、富良野には冬のイメージが強いかもしれませんが、観光客が多いのは夏です。
特にラベンダーが咲き誇る7月はどこに行っても渋滞です。
それでも、ラベンダーは早咲き遅咲きがありますので、結構長い期間楽しめます。

富良野のイメージは北の国から

富良野の観光名所といえば、「北の国から」のロケ地があげられます。
まずは駅前にある資料館で思い出に浸ってから、ロケ地の「麓郷の森」に行きましょう。
富良野市内から約20kmと遠いので、バスもありますがレンタカーを使用するのが良いでしょう。
「黒板五郎の丸太小屋」やテレビ放送では燃えてしまったはずの家があり、感動間違いなしです。

広大な田園風景が富良野の売り

富良野の見所といえば、パッチワークのように整頓された田園が特徴です。
ロープウェーに乗ると、高さ900mの展望から富良野盆地と大雪山連峰の十勝岳が見渡せます。
ただ、観光案内で紹介されCMでも紹介されているパッチワークの丘というのは、隣接した美瑛町ですので、レンタカーを利用して訪問することをお勧めします。

富良野の旬な食べ物は

富良野ではオムカレーで町興ししているので、オムカレーの店が何件もあります。
専門店でなくてもメニューにあり、これが結構美味しかったりします。
旬の季節であれば、メロンもオススメです。
ソフトクリームもラベンダー味というのが人気となっています。
富良野の観光スポットは、いかにも北海道らしく、広く範囲に点在しています。
レンタカーを利用して効率よく動くことが楽しむポイントです。