歴史と夜景:函館

北海道新幹線が今年の3月に開通したこともあり、名実ともに北海道の玄関口となった函館。
北海道の中では明治以前からの歴史ある古い街です。古の町並みを味わいながら散歩と洒落込みましょう。

函館の朝市

函館に来たら、まずは函館駅前にある朝市です。ここは戦後の闇市から始まった、日本で最も古い部類の市場です。何度かの移転を繰り返しながら、現在に場所に落ち着いたのは昭和31年のことです。
函館近海で取れる魚介類や野菜、青果、乾物、惣菜まで、函館の新鮮な食材が並びます。
広さ3ヘクタールの場所に、およそ400余軒もの店舗がひしめきあっています。
駐車場は約350台分あるので、レンタカーで来ても心配ありません。

「ラッキーピエロ」に「長谷川ストア」

函館に来たら、地元の有名店に行きましょう。
「ラッキーピエロ」は、地元のみならず北海道全域でも有名なハンバーガーショップです。
注文を取ってから調理しているのが店の売りとなっているため、もはやファーストフードの領域を超えたと言われています。
「長谷川ストア」は、函館地区に展開しているコンビニストアです。
名物の「やきとり弁当」が有名ですが、なぜか鶏肉は使用していません。
いずれも函館地区以外では、店舗はありません。

観光地らしさもたっぷり楽しめる

函館は、異国情緒を感じさせる街です。
函館山の麓の西部地区には、歴史を感じさせる洋館や教会などがあります。
赤レンガ倉庫群を散策すれば、素敵なお土産を探すことができるでしょう。
五稜郭では戊辰戦争の息吹が感じられます。
春ならば、桜並木に囲まれた五稜郭公園を散歩してみましょう。
五稜郭タワーからは函館市内が一望できます。

最後に函館山の夜景を

函館で欠かせないのは、函館山の夜景です。
さすがに世界三大夜景のひとつに数えられるのも納得できるほどの眺望です。
冬のほうが綺麗な夜景が見えますので、オススメです。
函館の観光スポットは、徒歩や市電でも回れるほどの範囲です。
北海道の観光にはレンタカーは必須ですが、この街では不要かもしれません。

丘とラベンダー:富良野

北海道のイメージと言えば多くの方が思い浮かべるのが富良野です。
「北の国から」で一躍有名になり、ドラマの影響を受けた観光客が数多く押し寄せる街です。
自然やグルメの宝庫をレンタカーで満遍なく辿りましょう。

富良野の夏は観光渋滞

「北の国から」を観た人は、富良野には冬のイメージが強いかもしれませんが、観光客が多いのは夏です。
特にラベンダーが咲き誇る7月はどこに行っても渋滞です。
それでも、ラベンダーは早咲き遅咲きがありますので、結構長い期間楽しめます。

富良野のイメージは北の国から

富良野の観光名所といえば、「北の国から」のロケ地があげられます。
まずは駅前にある資料館で思い出に浸ってから、ロケ地の「麓郷の森」に行きましょう。
富良野市内から約20kmと遠いので、バスもありますがレンタカーを使用するのが良いでしょう。
「黒板五郎の丸太小屋」やテレビ放送では燃えてしまったはずの家があり、感動間違いなしです。

広大な田園風景が富良野の売り

富良野の見所といえば、パッチワークのように整頓された田園が特徴です。
ロープウェーに乗ると、高さ900mの展望から富良野盆地と大雪山連峰の十勝岳が見渡せます。
ただ、観光案内で紹介されCMでも紹介されているパッチワークの丘というのは、隣接した美瑛町ですので、レンタカーを利用して訪問することをお勧めします。

富良野の旬な食べ物は

富良野ではオムカレーで町興ししているので、オムカレーの店が何件もあります。
専門店でなくてもメニューにあり、これが結構美味しかったりします。
旬の季節であれば、メロンもオススメです。
ソフトクリームもラベンダー味というのが人気となっています。
富良野の観光スポットは、いかにも北海道らしく、広く範囲に点在しています。
レンタカーを利用して効率よく動くことが楽しむポイントです。